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日記 Diary

ウィリアム・ギロック

今回の発表会でぜひ取り組みたかったこと、それは〝ウィリアム・ギロック〟の紹介です。

ウィリアム L・ギロックは1917年7月1日生まれのアメリカの作曲家です。小さな田舎町で生まれ育ち、音楽に親しみ学び始めました。その後ニューオリンズへ移り住み、ピアノ教師を務めた後に作曲活動をスタートしました。

その後も音楽教育に関する幅広い活動にも熱心に取り組み、76歳でその生涯を閉じるまで500曲を超える小品をを作曲。そのほとんどがピアノレッスン向きの優れた小品です。それ故ギロックはそのメロディーの美しさから〝音楽教育界のシューベルト〟と呼ばれ大人気の作曲家なのです。

またギロック作品の素晴らしさは、〝心と指に優しい練習曲〟であるということ。どの作品も短くてとても魅力的です。しかもタイトルが付いて、曲のイメージを膨らませ易いため、表現力のアップに繋がります。

様々なスタイルの音楽が学べるのもギロックの魅力です。バロック・古典派・ロマン派・印象派、スペインやラテン、アメリカならではのジャズスタイルまで多岐に渡ります。

今回の発表会ではそんな彼の素敵な作品を生徒さんと一緒にご紹介したいと思います。

現在講師演奏として3曲練習していますが、曲が持つ魅力に迫る演奏にはまだまだ時間がかかりそうです。

子どもから大人まで魅了するギロック先生の作品。どうぞお楽しみに♪

▽演奏作品紹介
・ガラスのくつ
・おばけの足あと
・道化師たち
・魔法の木
・スペインの休日
・ニューオリンズのたそがれ
・スターライトワルツ
・月の光

2020
曲分析カード
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