2020.11.14
「未来の姿」を考える
ここ数か月、朝の時間に勉強をしようと試行錯誤していましたが、日に日に増す寒さに負けなかなか布団の中から出ることができません。
最近、YouTubeで著名人の方々がご自身の「Morning Routine」(朝の習慣)をアップされていますね。朝の過ごし方がその日の決め手になるのだとつくづく感じました。
私ももう一度気合を入れなおして、朝の時間を大切にしていきたいと思います。
さて今日は先日初めて耳にした言葉、「バックキャスキャスティング」について書いてみたいと思います。
「バッキャスティング」とは「未来のあるべき姿」を起点にに解決策を見つける思考法のことなのだとか。一般的には「未来から現在に逆算」していく方法とも言われているようです。
そしてその反対は「フォアキャスティング」と言うそうで、こちらは「現在を起点」に考える思考アプローチのこと。
バックキャスティング:“未来”を起点とする
フォアキャスティング:“現在”を起点とする
どちらのアプローチも正しいとは思うのですが、これからは「未来にこう在りたい!」という状況を思い描いて、そこから「今、何をすべきか?」という考え方が大切なのでは、とこの言葉から感じました。
ピアノを練習する際、もちろんフォアキャスティング的な考え方で目標に向かうことは大切です。(今できることをコツコツ行う)しかしそれと同時に、バックキャスティング的な思考をすることで、より「目標(未来)」が明確になり、「自ら想像し考えること」ができたら練習もまた楽しいものになるのではないでしょうか。
もしかしたら到底できないと決めつけていたことも、この考え方だったら知らないうちに実現してしまうかもしれませんね。
「ピアノを弾くことは考える事」。普段のレッスンでは、生徒さん自身が「考え・表現する」ことが自由にできるよう、「現在と未来」を大切に指導していきたいと考えています。
難しいカタカナ言葉を並べてしまいましたが、まずは「あの曲を弾いてみたい」「あんな風にかっこよく弾いてみたい」、こんな生徒さんの想いに一つ一つ耳を傾けていきたいと思っています。