ページトップへ戻る

日記 Diary

ビジョントレーニング

5月に書かせて頂いた民報サロンは、私の「ピアノ逃亡記」でした。
私がピアノをこれまで続けるにあたって、幾度となく直面した危機をあれこれ書かせて頂きました。

■ 民報サロン・5/8

その中にあったように、私はとにかく「練習をしない子」でした。
練習しない理由はいろいろあったにせよ、今でも覚えていることは「音符を読むことがとにかく苦手だった」ということです。

もちろん練習すること自体が少なかったことはもちろんですが、私の「読譜克服法」はまさに昭和風の「根性!」の一言だったかもしれません。

時はすぎピアノ講師をして10年。
やはり私と同じように譜読みに苦労する生徒さんがいることに、ふと気が付きました。
「あぁ、あの時の私と同じだなぁ。」、心からの共感と共に、これを「継続・根性」で解決してしまうのはもはやナンセンス。
心から自由に音楽を愉しんでもらうために、「効率の良い譜読みの仕方」を模索しなくてはと考えていたのです。

そんなある日、「ビジョンとレーニング」をピアノレッスンで取り入れている先生の記事を読みました。
簡単にお伝えするとこのトレーニングは、【視る力を高めるトレーニング】(ここでの視る力は「視力」のことではありません)
「両目を動かす筋肉等を鍛えることで正確に目標物を捉え、目からの情報を脳で処理し運動機能を向上させる効果がある」
これを読んだ瞬間「これだ!」と頭の中でファンファーレが鳴りました!

さっそく北出勝也先生の著書を購入し、先生か主宰する「ビジョントレーニングインストラクターZOOM講座」を受講することにしました。
(北出先生はロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手へビジョントレーニングをご指導された先生です)

受講して痛感したことは、「視る力」がいかに大切かということでした。
視力が良くても、物を正しく捉える力が十分でなければ、個々が持つ最高のパフォーマンスができず、日常のちいさな不便や不調につながってしまうということ。

このトレーニングをすることで読譜はもちろんのこと、日常生活でも生きることが沢山ありますので、レッスン内で数分を目標にそれぞれの生徒さんにあったものを取り入れていきたいと思います。

トレーニングの詳細、またビジョントレーニングで養うことができる具体的な力はまた後日お伝えしたいと思います。

心に残る写真
ビジョントレーニングで育つ力
home > 日記 > ビジョントレーニング