2019.11.22
11/22生まれの作曲家
11/22生まれの作曲家、〝ニコライ・カプースチン〟をご紹介します。
カプースチンは1937年生まれの81歳!ウクライナの作曲家です。
作風は独特で〝クラシックとジャズの融合〟と言えるでしょうか。というのも演奏だけ聴くと、まるでジャズのようにアドリブ(即興)で弾いているかのように聴こえるのです。
しかし実際は全ての音が楽譜に記されており、その緻密な構成に圧倒されます。
即興的に聞こえますが、それはジャズ演奏者が使用する「ジャズコード」をカプースチンも取り入れているから。
カプースチンはこの〝ジャズっぽい〟音と、弾むようなリズムを駆使して作曲するため、ジャズのような仕上がりになっているのです。
この〝ジャズっぽい〟雰囲気に惹かれ、講師演奏で弾いたことがありました!しかしそのこなれた感じを出す事と細かな譜読みに悪戦苦闘。カプースチンの凄さをを身をもって体感しました。
彼自身優れたピアニストであることから、高度な演奏技巧が求められるピアノ曲を多数作曲しています。そのため弾きこなすには難しい曲ばかりですが、かっこいい曲が沢山ありますので、ぜひ聴いて頂けたらと思います!
Nikolai Girshevich Kapustin
▽譜読みで挫折しかけた一曲
▽カプースチン本人による演奏