2021.02.07
図形認識力を高めるゲーム「ドブル」
ビジョントレーニングをレッスンに取り入れてから、より楽しく目を動かしてもらうため試行錯誤してきました。
調べてみると世の中には知らないカードゲームが沢山あることを知りました。最近はコロナ禍ということもあり、お家で楽しめる「カードゲーム」が再注目されているそう。
今回は幼稚園生~大人まで一緒に楽しめる「DOBBLE (ドブル)」をご紹介したいと思います。
このゲームは2009年にフランスで発売されたカードゲーム、遊び方はいたってシンプルです。共通する絵柄を素早く見つけるゲーム。絵柄は50種類以上あり、1枚のカードにはそのうちの8つが描かれています。
これが思いのほか集中力と眼を使い、このゲームをすると「見える」と「視る」ことは違うことに気づかされます。絵を見ることはできても、それだけでは目的の絵を探し出すことはできません。大切なことは意識を集中して一つのものを「視る」こと。これは簡単なようでなかなか難しいことなのかもしれませんね。
もちろんこれだけをレッスンで行っているわけではありませんが、ちょっとしたレッスン前の準備体操や息抜きとして数分取り入れることで、リフレッシュと同時にビジョントレーニング的なトレーニング(目の跳躍運動や図形の認識力を高める)をすることができます。
ドブルの対象年齢は6歳以上とされていますが、幼稚園生くらいでしたら、「ドブル・キッズ」(対象4歳~)がおすすめです。ドブルの絵柄は少し説明が難しいものもあるのに対して、ドブル・キッズは全て動物柄ですので、小さなお子様でもわかりやすくアレンジされています。
その他、ドブルは日本で人気のキャラクターともコラボしていて、「ドラえもんバージョン」「ポケモンバージョン」「ワンピースバージョン」などもあるようです。知っているキャラクターですとなお楽しさも増しますね!