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「ヤクザときどきピアノ」

先日、私が所属する元吉ひろみ先生主宰のシニアピアノ研究会がZOOMで開催されました。
その中で「やくざときどきピアノ」という本がとてもいいから読んでみて!と教えてくださった先生がいらっしゃいました。

そもそもなぜ研究会で話題になったかというと、この本の著者が使用したピアノテキストは、元吉先生著のテキストだったのです。
「それはすごい!」と大盛り上がり、元吉先生もとても喜ばれているようでした。

さてこの本の著者である鈴木智彦さんはヤクザ専門のライターさん。
あるとき映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」で流れた、ABBAの「ダンシング・クイーン」を聴いて、
涙が止まらないほど感動したことがきっかけで、ピアノレッスンに通い始め、悪戦苦闘しながら念願の曲を発表会で披露する…。
譜面も読めない著者が、少しずつレイコ先生のレッスンを通してピアノを弾けるようになる姿に、音楽ていいなぁと改めて考えさせられました。

ちょっとなじみのない「ヤクザ」の世界を渡り歩いてきた著者が、独特な表現でピアノや音楽について語る文章はなぜか引き込まれるものがありました。

以前番組で話題になった漁師の方が、フジコ・ヘミングさんが弾く「ラ・カンパネラ」(超絶技巧を要する難曲)を聴いて感動し、独学でマスターしたという話もしかり…。
「とにかく夢中で挑戦してみる」これが私たちの暮らしを豊かにするコツなのかもしれません。



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