2019.12.05
ピアノ・アドヴェンチャー
日に日に寒さが増してきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日はピアノテキスト〝ピアノ・アドヴェンチャー〟のセミナーへ参加してきました。こちらのテキストは全米人気ナンバーワンのピアノ・メソード と言われていて、日本語版が去年出版されました。
導入期から、ピアノ演奏に必要な能力「読む・聴く・書く・弾く」を多面的に学び、総合力を養うメソードとして、現在ではアメリカのみならずドイツ、オランダ、中国、韓国など多くの言語(10ヶ国語)に翻訳され、世界中の多くのピアノ指導者から絶大な支持を集めているそうです。
こちらのテキストで一番惹かれたのは、〝アクティブ・ラーニング〟の考えを取り入れていること。日本でも2020年から教育改革が実施される事となり、このアクティブ・ラーニング=生徒の自発性・考える力を育てる教育が注目されています。
ここではレッスンの中で、生徒と指導者が対話し、生徒自身の考え・表現する力を育むことができるように構成されています。
ピアノの学ぶ過程で学習者が主体となって、自由に表現し楽しむ事。ピアノと長く付き合うためには、〝好き〟であることが大切ですよね。この気持ちが持ち続けられることが、様々な〝壁〟を乗り越える力になるのだと思います。
ピアノ・アドベンチャーの教育理念は、
①Analyze(分析する)
②Create(創造する)
③Express(表現する)
まさにピアノだけにかかわらず、学ぶ事で大切な考え方ですね。この言葉を忘れずに日々のレッスンに向き合いたいと思います。